こんにちは!院長の矢藤です。
前回はヘルニアと狭窄症の違いを簡潔に説明しました。
興味がある方の続編です。
さらに詳しく書いてみました。
腰椎ヘルニアと腰椎狭窄症の鑑別法について、さらに詳しく説明します。
腰椎ヘルニアの鑑別法
- 痛みの発生場所:
- 腰椎ヘルニア: 典型的には腰部から臀部、下肢に放射する痛みやしびれが見られる。特に特定の動作や姿勢で症状が増悪することが多い。
- 椎間板ヘルニアの場所: 具体的な神経根のレベルによって、腰椎の特定の椎間板から特定の神経分布域に症状が現れることがある。
- 神経根の診断的検査:
- ラセーグテスト: 脚を伸ばした状態で脊柱管に圧をかけ、神経根の痛みを誘発する。
- スランプテスト: 腰椎の椎間板や神経根のストレスを評価し、症状の発現を観察する。
- 画像診断:
- MRI: 椎間板の異常、神経根の圧迫具合、症状の原因となる具体的な解剖学的変化を観察するために使用される。
腰椎狭窄症の鑑別法
- 痛みの特性:
- 腰椎狭窄症: しばしば立位時に脚痛が増強し、歩行距離が制限されることが特徴的。座位や前かがみの姿勢で症状が軽減する場合がある。
- 神経根の評価:
- 神経学的検査: 神経学的所見や感覚異常、筋力低下などが観察されることがある。
- 画像診断:
- MRI: 脊柱管や神経孔の狭窄、神経根や脊髄の圧迫具合を評価するのに有効。
- 特発性脊柱管狭窄症の除外:
- 腰椎狭窄症の中には特発性脊柱管狭窄症(Idiopathic Spinal Stenosis)と呼ばれる原因不明のものもあるため、他の可能性を除外する必要がある。
鑑別のポイント
- 痛みの発生場所と特性: 痛みやしびれの発生場所や症状の特性を詳細に聞き取る。
- 身体検査と神経学的検査: ラセーグテスト、スランプテストなどの特定の検査を用いて、特定の診断的所見を得る。
- 画像診断: MRIなどの画像診断を用いて、椎間板の状態や脊柱管、神経孔の狭窄具合を評価する。
これらの鑑別法を用いて、腰椎ヘルニアと腰椎狭窄症を区別し、適切な治療法を選択することが重要です。診断と治療は専門医の指導のもとで行うことが推奨されます。
なかなか難しい文章ですが接骨院の先生ならみんなわかるので大丈夫です。
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