皆さん、こんにちは!
刈谷ハピネス接骨院の前川です
成長期を迎えたお子様をお持ちの皆様、いかがお過ごしでしょうか。今回は、中学生以降に見られる腰痛、特に分離症について詳しく解説し、その予防策についてご紹介します。
中学生以降に見られる腰痛の原因
中学生以降に見られる腰痛の原因は様々ですが、成長期特有の体の変化や、運動量の増加などが考えられます。
- 成長痛: 骨が急速に成長することで、筋肉や腱が引っ張られ、痛みを生じることがあります。
- 分離症: 椎骨(背骨の骨)の一部がはがれてしまう病気です。
- 疲労骨折: 繰り返しの運動や負荷によって、骨にひびが入ってしまうことです。
- 姿勢が悪い: 長時間スマホやゲームに夢中になり、猫背の姿勢を続けている
- 運動不足: 運動不足により、体幹が弱く、腰を支える力が不足している
分離症とは?
分離症は、椎骨の後弓という部分がはがれてしまう病気です。成長期の子どもに多く見られ、腰の痛みや、背中や足への痛みを伴うことがあります。
分離症になる原因
- スポーツ: バレーボールや体操など、腰に負担がかかるスポーツを長時間行う
- 重い物を持ち上げる: 重い荷物を持つ
- 姿勢が悪い: 猫背や反り腰など、悪い姿勢を続ける
分離症にならないために
- バランスの取れた運動: さまざまな種類の運動を行い、特定の筋肉に負担がかからないようにしましょう。
- 正しい姿勢: 食事中や勉強中など、こまめに姿勢をチェックし、猫背にならないように注意しましょう。
- ウォーミングアップ: 運動前には必ずウォーミングアップを行い、体を温めてから運動を始めましょう。
- 無理のない運動: 自分にあった運動強度で、無理のない範囲で行いましょう。
- 定期的な健康チェック: 定期的に小児科を受診し、体の成長と発達を診てもらいましょう。
腰痛を感じたら
もし、お子さんが腰の痛みを訴える場合は、以下の点に注意しましょう。
- 安静: まずは安静にし、痛みを悪化させないようにしましょう。
- 冷やす: 患部を冷やすことで炎症を抑えましょう。
- 温める: 痛みがおさまってきたら、温めることで血行を促進し、回復を促しましょう。
- 受診: 痛みが長引く場合は、小児科や整形外科を受診しましょう。
最後に
お子さんの腰痛は、早期発見・早期治療が大切です。 日頃から、お子さんの姿勢や運動習慣に気を配り、健やかな成長をサポートしてあげましょう。
もし、お子さんの腰痛でお悩みでしたら、お気軽にご相談ください。
お子さんの笑顔のために、私たちはいつも全力でサポートいたします。 もし、お子さんの腰が痛むようでしたら、ご遠慮なくご相談ください。