皆さん、こんにちは!
刈谷ハピネス接骨院の院長の矢藤です!
活発に過ごす子どもたちや、スポーツをする大人の方など、日常で突き指をしてしまう機会は多いのではないでしょうか。今回は、突き指をしてしまった時の正しい対処法についてご説明します。
突き指ってなに?
突き指とは、指を強く捻ったり、ぶつけたりして関節を損傷してしまうことを指します。「ちょっとぐらいなら大丈夫」と放置しがちなケガですが、適切な処置をしないと、関節の変形や慢性的な痛みを引き起こす可能性もあります。
突き指の応急処置
突き指をしてしまったら、以下のRICE処置を行いましょう。
- Rest(安静): 患部を動かさないように安静にします。
- Ice(冷却): 氷水などで冷やすことで、腫れや痛みを軽減します。
- Compression(圧迫): 包帯などで患部を圧迫して固定します。
- Elevation(挙上): 患部を心臓より高い位置に上げて、腫れを軽減します。
突き指を悪化させるNG行為
- 引っ張る: 昔は「引っ張ると治る」と言われていましたが、これは間違いです。関節をさらに損傷させてしまう可能性があります。
- 揉み込む: 患部を揉み込むと、炎症を悪化させてしまう可能性があります。
突き指の治療
応急処置後も痛みや腫れが続く場合は、早めに医療機関を受診しましょう。
- 整骨院: 患部の状態に合わせて、電気治療やマッサージ、テーピングなどを施します。
- 整形外科: X線検査を行い、骨折などの有無を確認し、必要に応じてギプス固定や手術を行います。
突き指の予防
- ウォーミングアップ: 運動前には必ずウォーミングアップを行い、体を温めてから運動を始めましょう。
- 適切な運動: 自分にあった運動強度で、無理のない範囲で行いましょう。
- 保護具の着用: スポーツをする際は、指を保護するサポーターなどを着用しましょう。
突き指は、適切な処置をすれば、すぐに回復するケースが多いですが、放置すると後遺症が残る可能性もあります。痛みを感じたら、自己判断せず、早めに医療機関を受診することをおすすめします。
当院では、患者様の状態に合わせて、丁寧な施術を行います。 突き指でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
突き指は、日常生活で起こりやすいケガの一つです。 早期の治療と適切なケアで、快適な生活を取り戻しましょう。