「毎日デスクワークで、夕方になると腰や肩がガチガチ…」 「長時間座っていると、なんだか体のあちこちが痛くなる…」
現代社会では、仕事や学習、趣味の時間など、多くの時間を座って過ごす方が多いのではないでしょうか。しかし、実はこの座り姿勢、私たちの体に様々な負担をかけているんです。
刈谷ハピネス接骨院 院長の矢藤です。今回は、座り姿勢によって特に負担がかかりやすい筋肉に焦点を当て、その理由と対策について詳しく解説していきます。
知らず知らずのうちに酷使!座り姿勢で負担がかかる主な筋肉
長時間座っていると、特定の筋肉が持続的に緊張したり、逆に使われなくなったりすることで、様々な不調を引き起こします。特に負担がかかりやすいのは、以下の筋肉です。
1. 首・肩周りの筋肉
- 僧帽筋(そうぼうきん): 首から肩、背中にかけて広がる大きな筋肉。猫背や前かがみの姿勢が続くと、常に引っ張られ緊張しやすくなります。肩こりの主な原因の一つです。
- 肩甲挙筋(けんこうきょきん): 首の後ろから肩甲骨にかけて伸びる筋肉。首を傾けたり、肩をすくめたりする姿勢で負担がかかり、首や肩の痛みを引き起こします。
- 胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん): 首の前面にある筋肉。頭を前に突き出すような姿勢で緊張し、首こりや頭痛の原因になることがあります。
2. 背中の筋肉
- 脊柱起立筋(せきちゅうきりつきん): 背骨の両脇に縦に走る筋肉。悪い姿勢で座っていると、体を支えるために常に緊張し、腰痛や背中の痛みを引き起こします。
- 菱形筋(りょうけいきん): 肩甲骨と背骨の間にある筋肉。猫背になると引き伸ばされ、肩甲骨周りのだるさや痛みの原因になります。
3. 腰周りの筋肉
- 腰方形筋(ようほうけいきん): 腰の深部にある筋肉。骨盤の安定に関わりますが、左右どちらかに体重をかける座り方や、骨盤の歪みによって過度に負担がかかり、腰痛の原因となります。
- 腸腰筋(ちょうようきん): 背骨から太ももの付け根にかけて伸びる筋肉。長時間座っていると縮こまりやすく、立ち上がる際に腰の痛みや詰まり感を引き起こすことがあります。
4. お尻・太ももの筋肉
- 大臀筋(だいでんきん): お尻の大きな筋肉。座っている間は圧迫されやすく、血行が悪くなりやすいです。立ち上がる際の不安定感や腰痛に関わることがあります。
- ハムストリングス: 太ももの裏側の筋肉。長時間座っていると硬くなりやすく、骨盤を後ろに引っ張ることで猫背を助長したり、腰痛の原因になったりします。
なぜ座り姿勢でこれらの筋肉に負担がかかるのか?
- 不自然な姿勢の継続: デスクワークなどでは、画面を見るために首や肩が前に突き出たり、背中が丸まったりする猫背になりがちです。
- 血行不良: 長時間同じ体勢でいると、筋肉が圧迫され、血行が悪くなります。酸素や栄養が十分に届かなくなり、筋肉が硬くなったり、疲労物質が蓄積したりします。
- 筋肉のアンバランス: 特定の筋肉ばかりが使われ、他の筋肉が使われなくなることで、体のバランスが崩れ、負担が集中しやすくなります。
座り仕事による負担を軽減するための対策
座り姿勢による筋肉への負担を軽減するためには、以下の点を意識することが大切です。
- 正しい座り姿勢を心がける:
- 椅子に深く腰掛け、背もたれに背中を軽くつける。
- 骨盤を立て、背骨が自然なS字カーブを描くように意識する。
- 足の裏をしっかりと床につける。
- デスクと椅子の高さを適切に調整し、画面が目線の高さになるようにする。
- こまめな休憩とストレッチ: 30分~1時間に一度は立ち上がり、軽いストレッチや体を動かすようにしましょう。
- 作業環境を整える:
- 適切な高さの椅子やデスクを使用する。
- 必要に応じて、フットレストやランバーサポートを活用する。
- 適度な運動: ウォーキングや軽い筋力トレーニングなどで、全身の筋肉のバランスを整えましょう。
- 同じ体勢を続けない: 立ったり座ったり、体勢を変えながら作業できる環境を作るのも有効です。
辛い痛みを感じたら、刈谷ハピネス接骨院にご相談ください
もしあなたが、座り仕事による体の痛みや不調を感じているなら、我慢せずに刈谷ハピネス接骨院にご相談ください。
当院では、あなたの体の状態を丁寧に評価し、負担のかかっている筋肉を緩める施術や、正しい姿勢を維持するためのアドバイスを行っています。
つらい痛みから解放され、快適に毎日を過ごせるよう、全力でサポートさせていただきます。
ご予約はお電話またはLINE、ホームページからお気軽にお問い合わせください。
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