皆さん、こんにちは!
刈谷ハピネス接骨院の院長の矢藤です!
突然、膝がカクンと引っかかって曲げ伸ばしができなくなる「ロッキング」という症状を経験された方もいらっしゃるのではないでしょうか?
この症状は、膝関節の半月板が損傷している可能性が高いサインです。
今回は、膝のロッキングが起こってしまった時の対処法についてご紹介します。
膝のロッキングってなに?
膝のロッキングとは、膝関節が特定の位置で引っかかり、スムーズに曲げ伸ばしができなくなる状態のことです。 これは、膝のクッションの役割をしている半月板が損傷し、関節内に挟まってしまうことが主な原因です。
膝のロッキングが起こったらどうすればいいの?
膝のロッキングが起こったら、以下のことを行いましょう。
- 安静にする: まずは、膝に負担をかけないように安静にし、患部を冷やしましょう。
- 無理に動かさない: 自力でロッキングを解除しようとせず、医療機関を受診しましょう。
- 医療機関を受診する: 痛みや腫れがひどい場合は、すぐに整形外科を受診しましょう。
膝のロッキングの原因
膝のロッキングの原因としては、以下のものが考えられます。
- 半月板損傷: 半月板が損傷し、関節内に挟まってしまう。
- 軟骨損傷: 関節軟骨が損傷し、関節の動きを妨げる。
- 関節内の遊離体: 関節内に小さな骨片などが遊離し、関節の動きを妨げる。
膝のロッキングの治療法
膝のロッキングの治療法は、損傷の程度によって異なります。
- 保存療法: 痛み止めや湿布薬の処方、安静、リハビリなどを行います。
- 手術療法: 関節鏡手術などにより、損傷した半月板を修復したり、取り除いたりします。
膝のロッキングを予防するには?
膝のロッキングを予防するためには、以下の点に注意しましょう。
- ウォーミングアップをしっかり行う: 運動前には必ずウォーミングアップを行い、筋肉を温めてから運動を始めましょう。
- 正しい運動方法を身につける: 運動をする際は、正しいフォームで行うことが大切です。
- 体重管理: 肥満は膝への負担を増やすため、適正な体重を維持しましょう。
膝のロッキングは、放置すると関節炎に進展する可能性もあります。 もし、膝のロッキングが起きた場合は、早めに医療機関を受診し、適切な治療を受けるようにしましょう。