皆さん、こんにちは!
刈谷ハピネス接骨院の前川です!
暑い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか?
さて、今回のテーマは「オスグット病」です。
成長期によく発症するオスグット病は、膝下の骨が出っ張ったり、痛みが出たりするスポーツ障害です。
症状が軽い場合は、日常生活に支障はないことが多いのですが、放っておくと悪化し、将来的に膝の痛みや変形を引き起こす可能性もあります。
そこで今回は、オスグット病の原因、症状、予防策、治療法についてご紹介します。
■ オスグット病の原因
オスグット病は、成長期にジャンプやダッシュなどの運動を繰り返し行うことによって起こると考えられています。
具体的には、以下の要因が関係していると考えられています。
- 成長期の骨と筋肉のズレ: 成長期は、骨よりも筋肉の方が先に成長するため、骨と筋肉の間にズレが生じやすくなります。このズレが、膝下の骨に負担をかけ、オスグット病を引き起こすと考えられています。
- 運動による衝撃: ジャンプやダッシュなどの運動は、膝に大きな衝撃を与えます。この衝撃が繰り返し加わることで、膝下の骨に炎症が起こり、オスグット病を引き起こすと考えられています。
- 筋力のバランスの悪さ: 太もも前側の筋肉(大腿四頭筋)が強くなりすぎると、膝下の骨に負担がかかり、オスグット病を引き起こしやすくなります。反対に、太もも後ろ側の筋肉(ハムストリングス)が弱いことも、オスグット病の原因になると考えられています。
■ オスグット病の症状
オスグット病の主な症状は以下の通りです。
- 膝下の骨が出っ張る
- 膝下の痛み
- 膝を曲げたり伸ばしたりすると痛みがある
- 運動中に痛みがある
- 膝が腫れる
これらの症状は、運動時だけでなく、安静時にも現れることがあります。
■ オスグット病の予防策
オスグット病は、以下の予防策によって防ぐことができます。
- 運動前のウォーミングアップとクールダウンをしっかり行う
- 運動量や運動強度を調整する
- 筋力のバランスを整える
- 正しいフォームで運動する
- 体重を適正に保つ
- 十分な睡眠と栄養をとる
■ オスグット病の治療法
オスグット病の治療法は、症状の程度によって異なります。
軽度の場合には、以下の治療法が有効です。
- 運動を控える
- 患部をアイシングする
- サポーターやテーピングを使用する
- 痛み止めの薬を服用する
症状がひどい場合には、以下の治療法が必要になることもあります。
- 理学療法
- 電気治療
- 手術
オスグット病は、早期発見・早期改善が重要です。
膝下に痛みや違和感がある場合は、早めに接骨院を受診することをおすすめします。
あなたに合った治療法で、オスグット病を根本から改善し、痛みのない生活を取り戻しましょう。